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次の日、山より下りたるに、大なる群衆イエスを迎ふ。
聲 出でしとき、唯イエスひとり見え給ふ。弟子たち默して、見し事を何 一つ其の頃たれにも告げざりき。
視よ、群衆のうちの或 人さけびて言ふ『師よ、願はくは我が子を顧みたまへ、之は我が獨子なり。