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全き者の來らん時は全からぬもの廢らん。
それ我らの知るところ全からず、我らの預言も全からず。
われ童子の時は語ることも童子のごとく、思ふことも童子の如く、論ずる事も童子の如くなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり。