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サウルの僕此言をダビデにつげしかばダビデは王の婿となることを善とせり斯て其時いまだ滿ざるあひだに
サウルいひけるはなんぢらかくダビデにいへ王は聘禮を望まずただペリシテ人の陽皮一百をえて王の仇をむくいんことを望むと是はサウル、ダビデをペリシテ人の手に殞沒しめんとおもへるなり
ダビデ起て其從者とともにゆきペリシテ人二百人をころして其陽皮をたづさへきたり之を悉く王にささげて王の婿とならんとすサウル乃はち其女ミカルをダビデに妻せたり