章全体を読む
之を著るときは裸にてある事なからん。
我等はその幕屋にありて歎き、天より賜ふ住所をこの上に著んことを切に望む。
我等この幕屋にありて重荷を負へる如くに歎く、之を脱がんとにあらで、此の上に著んことを欲すればなり。これ死ぬべき者の生命に呑まれん爲なり。