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ここに王も總督もベルニケも、列座の者どもも皆ともに立つ、
パウロ言ふ『説くことの僅なるにもせよ、多きにもせよ、神に願ふは、啻に汝のみならず、凡て今日われに聽ける者の、この縲絏なくして我がごとき者とならんことなり』
退きてのち相 語りて言ふ『この人は死罪または縲絏に當るべき事をなさず』