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而して明衣の裾に靑紫紅の撚絲をもて石榴を作りつけ
上衣の孔はその眞中にありて鎧の領盤のごとしその孔の周圍に縁ありて綻びざらしむ
又純金をもて鈴をつくりその鈴を明衣の裾の石榴の間につけ周圍において石榴の間々にこれをつけたり