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その中の一人にて此の年の大 祭司なるカヤパ言ふ『なんぢら何をも知らず。
もし彼をこのまま捨ておかば、人々みな彼を信ぜん、而してロマ人きたりて、我らの土地と國人とを奪はん』
ひとりの人、民のために死にて、國人すべての滅びぬは、汝らの益なるを思はぬなり』