詩編 13
詩編 13

詩編 13

神の決して失敗しない愛を信頼する

詩編13章では、詩人は苦難と絶望の中で神に叫びます。彼は忘れられ、見捨てられたと感じています。しかし、その感情にもかかわらず、彼は信仰を抱き、神の絶え間ない愛を信頼し、神の良き徳、憐れみ、救いを褒め称えます。
1ああヱホバよ かくて幾何時をへたまふや 汝とこしへに我をわすれたまふや 聖顔をかくしていくそのときを歴たまふや
2われ心のうちに終日かなしみをいだき籌畫をたましひに用ひて幾何時をふべきか わが仇はわがうへに崇められて幾何時をふべきか
3わが神ヱホバよ我をかへりみて答をなしたまへ わが目をあきらかにしたまへ 恐らくはわれ死の睡につかん
4おそらくはわが仇いはん 我かれに勝りと おそらくはわが敵わがうごかさるるによりて喜ばん
5されど我はなんぢの憐憫によりたのみ わが心はなんぢの救によりてよろこばん
6ヱホバはゆたかに我をあしらひたまひたれば われヱホバに對ひてうたはん