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われ與へられし恩惠によりて汝 等おのおのに告ぐ、思ふべき所を超えて自己を高しとすな。神のおのおのに分ち給ひし信仰の量にしたがひ愼みて思ふべし。
又この世に效ふな、神の御意の善にして悦ぶべく、かつ全きことを辨へ知らんために、心を更へて新にせよ。
人は一つ體におほくの肢あれども、凡ての肢その運用を同じうせぬ如く、