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然れど我等がなほ罪人たりし時、キリスト我等のために死に給ひしに由りて、神は我らに對する愛をあらはし給へり。
それ義人のために死ぬるもの殆どなし、仁者のためには死ぬることを厭はぬ者もやあらん。
斯く今その血に頼りて我ら義とせられたらんには、まして彼によりて怒より救はれざらんや。