章全体を読む
わが欲する所の善は之をなさず、反つて欲せぬ所の惡は之をなすなり。
我はわが中、すなわち我が肉のうちに善の宿らぬを知る、善を欲すること我にあれど、之を行ふ事なければなり。
我もし欲せぬ所の事をなさば、之を行ふは我にあらず、我が中に宿る罪なり。