章全体を読む
日の涼しくなるまで 影の消るまでわれ沒藥の山また乳香の岡に行べし
なんぢの兩乳房は牝獐の雙子なる二箇の小鹿が百合花の中に草はみをるに似たり
わが佳耦よ なんぢはことごとくうるはしくしてすこしのきずもなし