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神の爲したまふところは皆その時に適ひて美麗しかり 神はまた人の心に永遠をおもふの思念を賦けたまへり 然ば人は神のなしたまふ作爲を始より終まで知明むることを得ざるなり
我神が世の人にさづけて身をこれに勞せしめたまふところの事件を視たり
我知る人の中にはその世にある時に快樂をなし善をおこなふより外に善事はあらず