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ヤコブまた言けるはわが父アブラハムの神わが父イサクの神ヱホバよ汝甞て我につげて汝の國にかへり汝の親族に到れ我なんぢを善せんといひたまへり
言けるはエサウもし一の隊に來りて之をうたば遺れるところの一隊逃るべし
我はなんぢが僕にほどこしたまひし恩惠と眞實を一も受るにたらざるなり我わが杖のみを持てこのヨルダンを濟りしが今は二隊とも成にいたれり