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アンモンの子孫の牧伯等ハヌンに言けるはダビデ慰籍者を汝につかはしたるに因て彼なんぢの父を尊ぶと汝の目に見ゆるや彼の臣僕等は此國を窺ひ探りて滅ぼさんとて來れるならずやと
ダビデ言けるは我ナハシの子ヌンをねんごろに遇らはんかれが父われをねんごろにあしらひたればなりとダビデすなはち彼をその父の故によりて慰めんとて使者を遣はせりダビデの臣僕等アンモンの子孫の地に往きハヌンに詣りてこれを慰めけるに
是においてハヌン、ダビデの臣僕等を執へてその鬚を剃おとしその衣服を中より斷て腎までにして之を歸したりしが