章全体を読む
ラッパ若し定りなき音を出さば、誰か戰鬪の備をなさん。
生命なくして聲を出すもの、或は笛、あるいは立琴、その音もし差別なくば、爭で吹くところ彈くところの何たるを知らん。
斯くのごとく汝らも舌をもて明かなる言を出さずば、いかで語るところの何たるを知らん、これ汝 等ただ空氣に語るのみ。