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最後の敵なる死もまた亡されん。
彼は凡ての敵をその足の下に置き給ふまで、王たらざるを得ざるなり。
『神は萬の物を彼の足の下に服はせ給ひ』たればなり。萬の物を彼に服はせたりと宣ふときは、萬の物を服はせ給ひし者のその中になきこと明かなり。