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『死よ、なんぢの勝は何處にかある。死よ、なんぢの刺は何處にかある』
此の朽つるものは朽ちぬものを著、この死ぬる者は死なぬものを著んとき『死は勝に呑まれたり』と録されたる言は成就すべし。
死の刺は罪なり、罪の力は律法なり。