章全体を読む
婚姻せぬ女と處女とは身も靈も潔くならんために主のことを慮ぱかり、婚姻せし者は如何にしてその夫を喜ばせんと世のことを慮ぱかるなり。
婚姻せし者は如何にして妻を喜ばせんと、世のことを慮ぱかりて心を分つなり。
わが之を言ふは汝らを益せん爲にして、汝らに絆を置かんとするにあらず、寧ろ汝らを宣しきに適はせ、餘念なく只管、主に事へしめんとてなり。