章全体を読む
其は王の舟ヒラムの僕を乗てタルシシに往き三年毎に一回その舟タルシシより金銀象牙猿および孔雀を載て來りたればたり
ソロモン王の用ゐる飮料の器は皆金なりまたレバノン森の家の器もことごとく精金なり銀はソロモンの世には何とも算ざりしなり
ソロモン王は天下の諸王に勝りて富有と智慧とをもちたれば