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母のぼりゆきてこれを神の人の臥床の上に置きこれをとぢこめて出で
すなはちこれを負て母にいたりしに午まで母の膝に坐り居て遂に死たれば
その夫をよびていひけるは請ふ一人の僕と一頭の驢馬を我につかはせ我神の人の許にはせゆきて歸らんと