章全体を読む
バルナバをゼウスと稱へ、パウロを宗と語る人なる故にヘルメスと稱ふ。
群衆、パウロの爲ししことを見て聲を揚げ、ルカオニヤの國語にて『神たち人の形をかりて我らに降り給へり』と言ひ、
而して町の外なるゼウスの宮の祭司、數匹の牛と花 飾とを門の前に携へきたりて、群衆とともに犧牲を献げんとせり。