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また自己を證し給はざりし事なし。即ち善き事をなし、天より雨を賜ひ、豐穰の時をあたへ、食物と勸喜とをもて汝らの心を滿ち足らはせ給ひしなり』
過ぎし時代には神、すべての國人の己が道々を歩むに任せ給ひしかど、
斯く言ひて辛うじて群衆の己らに犧牲を献げんとするを止めたり。