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一人よりして諸種の國人を造りいだし、之を地の全面に住ましめ、時期の限と住居の界とを定め給へり。
みづから凡ての人に生命と息と萬の物とを與へ給へば、物に乏しき所あるが如く、人の手にて事ふることを要し給はず。
これ人をして神を尋ねしめ、或は探りて見 出す事あらしめん爲なり。されど神は我等おのおのを離れ給ふこと遠からず、
