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その時われ地に倒れ、かつ我に語りて「サウロ、サウロ、何ぞ我を迫害するか」といふ聲を聞き、
往きてダマスコに近づきたるに、正午ごろ忽ち大なる光、天より出でて我を環り照せり。
「主よ、なんぢは誰ぞ」と答へしに「われは汝が迫害するナザレのイエスなり」と言ひ給へり。