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傍らに立つ者いふ『なんぢ神の大 祭司を罵るか』
ここにパウロ言ふ『白く塗りたる壁よ、神なんぢを撃ち給はん、なんぢ律法によりて我を審くために坐しながら、律法に悖りて我を撃つことを命ずるか』
パウロ言ふ『兄弟たちよ、我その大 祭司たることを知らざりき。録して「なんぢの民の司をそしる可からず」とあればなり』