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人々は彼が腫れ出づるか、または忽ち倒れ死ぬるならんと候ふ。久しく窺ひたれど、聊かも害を受けぬを見て、思を變へて、此は神なりと言ふ。
パウロ蛇を火のなかに振り落して何の害をも受けざりき。
この處の邊に島司のもてる土地あり、島司の名はポプリオといふ。此の人われらを迎へて懇切に三日の間もてなせり。