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さてステパノは恩惠と能力とにて滿ち、民の中に大なる不思議と徴とを行へり。
かくて神の言ますます弘り、弟子の數エルサレムにて甚だ多くなり、祭司の中にも信仰の道に從へるもの多かりき。
ここに世に稱ふるリベルテンの會堂およびクレネ人、アレキサンデリヤ人、またキリキヤとアジヤとの人の諸 會堂より、人々 起ちてステパノと論ぜしが、