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恐くは復仇する者心熱してその殺人者を追かけ道路長きにおいては遂に追しきて之を殺さん然るにその人は素より之を惡みたる者にあらざれば殺さるべき理あらざるなり
例ば人木を伐んとてその鄰人とともに林に入り手に斧を執て木を斫んと撃おろす時にその頭の鐵柯より脱てその鄰人にあたりて之を死しめたるが如き是なり斯る人は是等の邑の一に逃れて生命を全うすべし
是をもて我なんぢに命じて三の邑を汝のために區別べしと言り