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人の食飮をなしその勞苦によりて心を樂しましむるは幸福なる事にあらず 是もまた神の手より出るなり 我これを見る
その世にある日には常に憂患あり その勞苦は苦し その心は夜の間も安んずることあらず 是また空なり
誰かその食ふところその歓樂を極むるところに於て我にまさる者あらん