章全体を読む
もし之を得ば、禮拜をなす者、一たび潔められて復 心に罪を憶えねば、献ぐることを止めしならん。
それ律法は來らんとする善き事の影にして眞の形にあらねば、年毎にたえず献ぐる同じ犧牲にて、神にきたる者を何時までも全うすることを得ざるなり。
然れど犧牲によりて、年ごとに罪を憶ゆるなり。