章全体を読む
暫くしてレバノンはかはりて良田となり 良田は林のごとく見ゆるとききたるならずや
なんぢらは曲れり いかで陶工をみて土塊のごとくおもふ可んや 造られし者おのれを作れるものをさして我をつくれるにあらずといふをえんや 形づくられたる器はかたちづくりし者をさして智慧なしといふを得んや
その日聾者はこの書のことばをきき盲者の目はくらきより闇よりみることを得べし