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かれが遺して食はざる物とては一も無し 是によりてその福祉は永く保たじ
かれはその腹に飽ことを知ざるが故に自己の深く喜ぶ物をも保つこと能はじ
その繁榮の眞盛において彼は艱難に迫られ 乏しき者すべて手をこれが上に置ん