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たれか彼のためにその道を定めし者あらんや 誰かなんぢは惡き事をなせりと言ふことを得ん
それ神はその權能をもて大なる事を爲したまふ 誰か能く彼のごとくに敎晦を埀んや
なんぢ神の御所爲を讚歎ふることを忘れざれ これ世の人の歌ひ崇むる所なり