章全体を読む
われ曰けるは我なんぢの目の前より逐れたれども復汝の聖殿を望まん
汝我を淵のうち海の中心に投いれたまひて海の水我を環り汝の波濤と巨浪すべて我上にながる
水われを環りて 魂にも及ばんとし淵我をとりかこみ海草わが頭に纒へり