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此のとき我に反りて言ふ『わが父の許には食物あまれる雇人いくばくぞや、然るに我は飢ゑてこの處に死なんとす。
かれ豚の食ふ蝗 豆にて、己が腹を充さんと思ふ程なれど、何をも與ふる人なかりき。
起ちて我が父にゆき「父よ、われは天に對し、また汝の前に罪を犯したり。