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他の者これに答へ禁めて言ふ『なんぢ同じく罪に定められながら、神を畏れぬか。
十字架に懸けられたる惡人の一人、イエスを譏りて言ふ『なんぢはキリストならずや、己と我らとを救へ』
我らは爲しし事の報を受くるなれば當然なり。されど此の人は何の不 善をも爲さざりき』