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或 日イエス弟子たちと共に舟に乘りて『みづうみの彼方にゆかん』と言ひ給へば、乃ち船出す。
答へて言ひたまふ『わが母わが兄弟は、神の言を聽き、かつ行ふ此らの者なり』
渡るほどにイエス眠りたまふ。颶風みづうみに吹き下し、舟に水 滿ちんとして危かりしかば、