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岩の上に落ちし種あり、生え出でたれど潤澤なきによりて枯る。
『種 播く者その種を播かんとて出づ。播くとき路の傍らに落ちし種あり、踏みつけられ、また空の鳥これを啄む。
茨の中に落ちし種あり、茨も共に生え出でて之を塞ぐ。