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夜も晝も、絶えず墓あるひは山にて叫び、己が身を石にて傷つけゐたり。
彼はしばしば足械と鏈とにて繋がれたれど、鏈をちぎり、足械をくだきたり、誰も之を制する力なかりしなり。
かれ遙にイエスを見て、走りきたり、御前に平伏し、