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また我が名のために、かくのごとき一人の幼兒を受くる者は、我を受くるなり。
されば誰にても此の幼兒のごとく己を卑うする者は、これ天國にて大なる者なり。
されど我を信ずる此の小き者の一人を躓かする者は、寧ろ大なる碾臼を頸に懸けられ、海の深處に沈められんかた益なり。