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かくてイエス司の家にいたり、笛ふく者と騷ぐ群衆とを見て言ひたまふ、
イエスふりかへり、女を見て言ひたまふ『娘よ、心 安かれ、汝の信仰なんぢを救へり』女この時より救はれたり。
『退け、少女は死にたるにあらず、寐ねたるなり』人々イエスを嘲笑ふ。