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彼が暫時なんぢを離れしは、或は汝かれを永遠に保ち、
なんぢの承諾を經ずして斯くするを好まざりき、是なんぢの善の止むを得ざるに出でずして心より出でんことを欲したればなり。
もはや奴隷の如くせず、奴隷に勝りて愛する兄弟の如くせん爲なりしやも知るべからず。我は殊に彼を愛す、まして汝は肉によりても主によりても、之を愛せざる可けんや。