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坩堝によりて銀をためし鑢によりて金をためし その讃らるる所によりて人をためす
陰府と沈淪とは飽ことなく 人の目もまた飽ことなし
なんぢ愚なる者を臼にいれ杵をもて麥と偕にこれを搗ともその愚は去らざるなり