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かれらはゆききして食物をあさり もし飽ことなくば終夜とどまれり
かれらは夕にかへりきたり犬のごとくほえて邑をへありくべし
されど我はなんぢの大能をうたひ清晨にこゑをあげてなんぢの憐憫をうたひまつらん なんぢわが迫りくるしみたる日にたかき櫓となり わが避所となりたまひたればなり