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この蝗に王あり。底なき所の使にして、名をヘブル語にてアバドンと云ひ、ギリシヤ語にてアポルオンと云ふ。
また蝎のごとき尾ありて之に刺あり、この尾に五月のあひだ人を害ふ力あり。
第一の禍害すぎ去れり、視よ、此の後なほ二つの禍害きたらん。