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なんぢら罪の僕たりしときは義に對して自由なりき。
斯く人の事をかりて言ふは、汝らの肉よわき故なり。なんぢら舊その肢體をささげ、穢と不法との僕となりて不法に到りしごとく、今その肢體をささげ、義の僕となりて潔に到れ。
その時に今は恥とする所の事によりて何の實を得しか、これらの事の極は死なり。