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造られたるものの虚無に服せしは、己が願によるにあらず、服せしめ給ひし者によるなり。
それ造られたる者は、切に慕ひて神の子たちの現れんことを待つ。
然れどなほ造られたる者にも滅亡の僕たる状より解かれて、神の子たちの光榮の自由に入る望は存れり。