章全体を読む
而していひけるは彼空手にて汝の姑の許に往くなかれといひて此六升の大麥を我にあたへたり
爰にルツその姑の許に至るに姑いふ 女子よ如何ありしやと 彼すなはち其人の己になしたる事をことごとく之につげて
姑いひけるは女子よ坐して待ち事の如何になりゆくかを見よ 彼人今日その事を爲終ずば安んぜざるべければなり