章全体を読む
ボアズいふ 汝ナオミの手よりその地を買ふ日には死る者の妻なりし モアブの女ルツをも買て死る者の名をその產業に存すべきなり
我汝につげしらせて此に坐する人々の前わが民の長老の前にて之を買へと言んと想へり 汝もし之を贖はんと思はば贖ふべし 然どもし之を贖はずば吾に告てしらしめよ 汝の外に贖ふ者なければなり 我はなんぢの次なりと彼我これを贖はんといひければ
贖業人いひけるは我はみづから贖ふあたはず 恐くはわが產業を壞はん 汝みづから我にかはりてあがなへ 我あがなふことあたはざればなりと